くりの木日記

2011.11.11更新

ここ最近急激に寒くなり風邪が流行ってきました。
特に今話題になっているのは肺炎です。
今日は肺炎について書きます。
肺炎とは、さまざまな病原菌の感染によって肺に炎症が起こった状態のことです。一般的には、体力が落ちているときや高齢になって免疫力が弱くなってくると、かかりやすくなると言われています。 
  肺炎の原因となる細菌やウイルスは、呼吸をするときに鼻や口から身体の中に侵入します。健康な人は、のどでこれらの病原菌を排除することができるのですが、風邪などをひいてのどに炎症が起こっていると、病原菌が素通りして肺に入ってしまい炎症をおこしてしまいます。ただし、風邪にかかった全ての人が肺炎になるのではなく、肺に侵入してしまった細菌の感染力が人の免疫力を上回った場合にだけ発症します。
 日本では、全死因別にみると年間約8万人が肺炎により死亡し、その死亡率は8.6%になります。死因順位は、最近20年間第4位を占めています(「国民衛生の動向」1999年度版より)。
このように子どもやお年寄りのように、免疫力の低い方にとってはちゃんと知っておかなければならない疾患です。
予防のため病院でも予防注射があります。しかし患者さんの話しを聞くとこんな方もいました。
肺炎の注射が一回約7000円程度なので、その金額が高いと感じるため予防注射をしないという話しを聞きました。しかし肺炎についてしっかり情報を知ってもらい、早めの対処をしてもらわなければいけないと思い、患者さんにも伝えなければいけない事だと感じました。

投稿者: くりの木接骨院

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